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22.12.13

地下足袋(jika-tabi)とスポーツの素敵な関係

屋外用の足袋、即ち、地下足袋(地下足袋の「地下」は「直」の当て字だそうである。)の歴史を紐解くと、1912年のストックホルムオリンピックまで遡る。マラソンランナー用に開発されたものが始祖であるという。

知的財産権としては、1923年。考案者は、ブリジストンや日本足袋(現在のアサヒシューズ)の創業者、石橋徳次郎、正二郎兄弟だそうである。つまり、大正時代末期〜昭和時代初期頃から庶民に地下足袋が普及し始めたということ。土木、建設、農業、祭り、今でも、廉価な実用品としての需要は揺るぎない。
シェアは低いが、アサヒシューズも地下足袋を今だに製造販売しており、更にwalklandというブランドで、地下足袋のノウハウを生かした商品開発も行われているようである。それと別にクーガーという廉価なスニーカーがラインナップされているが、見た感じ紐靴の振りをした地下足袋という雰囲気である。
http://www.asahi-shoes.co.jp/walkland/

他社においても、高付加価値商品の開発はされているようで、なんとle coqの自転車用地下足袋というものまであるのである。
http://sousounetshop.jp/?mode=cate&cbid=221654&csid=234
http://sousounetshop.jp/?mode=f48

祭り用の純白の地下足袋でサイクリングなんて、乙かもしれないな。。


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